楽天モバイルを利用中の方で、「子供が成人したから名義を分けたい」「親の回線を子が管理したい」と考えている方は多いはずです。かつて格安SIMでは名義変更ができないケースが主流でしたが、2026年現在の楽天モバイルでは家族間での名義変更(譲渡)にスムーズに対応しています。
本記事では、家族間での契約者変更に関する最新の手続き方法や、2026年2月時点での手数料、必要書類を徹底解説します。単なる氏名変更(改姓)とは異なる「譲渡」のルールを正しく理解し、最短ルートで名義変更を完了させましょう。
楽天モバイルの契約者変更(名義変更)は家族間なら可能!手数料や条件を解説
結論から言うと、楽天モバイルは三親等以内の家族であれば、オンラインで簡単に契約者変更(譲渡)が可能です。以前は郵送や店舗での手続きが必要でしたが、現在はデジタル化が進み、my 楽天モバイルから手軽に申請できるようになっています。
まずは、手続きができる範囲や気になるコスト面など、基本的な条件から確認していきましょう。
以下の各ポイントで、三親等家族の範囲・費用・窓口について詳しく解説します。
三親等以内の家族ならWebから「譲渡」ができる
楽天モバイルの名義変更(譲渡)は、三親等以内の家族であれば「my 楽天モバイル」を通じてオンラインで完結できます。
「名義譲渡(契約者を別人に変更)」と「氏名変更(改姓等)」は全く別の手続きです。氏名変更(改姓)の場合は結婚・離婚証明書など変更を証明する書類のアップロードが必要で、my 楽天モバイルの会員情報変更から行います。手続き開始前に「自分が何をしたいか」を明確にしておくことで、誤った手続きへの考え違いを防げます。
三親等とは、自身の父母や子だけでなく、祖父母、孫、叔父・叔母、さらには配偶者の兄弟姉妹まで含まれる非常に広い範囲を指します。以前は「家族関係証明書」のアップロードが必須でしたが、2026年現在はシステム連携により、住所が同一であれば手続きが大幅に簡略化されています。
- 対象範囲:契約者の三親等以内の家族
- 手続き場所:my 楽天モバイル(Webサイトまたはアプリ)
- 譲渡の単位:電話番号(回線)ごと
他社の格安SIMでは「一度解約して新規契約」が必要なケースも多いなか、電話番号を変えずに家族へ引き継げる点は、楽天モバイルを選ぶ大きなメリットです。
【最新】オンライン手続きなら事務手数料は0円(無料)
2026年2月現在、楽天モバイルでは「my 楽天モバイル」から行うオンライン譲渡の手続き手数料を完全無料としています。
以前は3,300円(税込)の手数料が発生していましたが、現在はコストをかけずに名義変更が可能です。家計の節約のために名義をまとめたり、逆に子供を独立させたりする場合でも、費用を気にせず最適なタイミングで手続きを行えます。
- 「my 楽天モバイル」アプリを最新版にアップデートしておく
- 譲り受ける側(新契約者)の楽天IDを事前に作成しておく
- システムメンテナンス時間を避けて申請を行う
ただし、書類不備で再申請が必要になった場合や、特殊な事情で郵送対応を依頼する場合には、別途事務手数料が発生する可能性があるため、基本的にはWebでの入力を推奨します。
店舗(楽天モバイルショップ)での名義変更は原則不可
注意が必要なのは、実店舗の「楽天モバイルショップ」では原則として手続きができない点です。
譲渡手続きは高度な本人確認を伴うため、セキュリティの観点からオンライン(my 楽天モバイル)に集約されています。店舗へ足を運んでも「Webから手続きしてください」と案内されるため、二度手間にならないよう注意しましょう。
一方で、店舗で対応可能な「名前に関する変更」には以下のようなものがあります。
- 結婚等による名字の変更(改姓)
- 登録情報の誤字修正
- 住所・電話番号などの会員情報変更
「契約者そのものを変える譲渡」と「同一人物の氏名変更」では窓口が全く異なります。自分がどちらに該当するかを正しく把握し、スムーズな窓口選びをしましょう。
楽天モバイルの名義変更・譲渡手続きに必要な書類と事前準備
名義変更の手続きを途中で止めないためには、事前の準備が欠かせません。楽天モバイルのシステムでは、一定時間操作がないとタイムアウトしてしまうため、必要な情報を手元に揃えてから開始するのが鉄則です。
必要な書類・情報は大きく3種類に分かれます。順に確認していきましょう。
譲り受ける人(新契約者)の本人確認書類(免許証・マイナンバー等)
名義変更において最も重要なのが、新しく契約者となる方の本人確認書類です。楽天モバイルでは、オンライン上で書類を撮影するeKYC(AI本人確認)が推奨されています。
eKYCを利用すれば最短即日で審査が完了しますが、利用できる書類は限定されています。
- 単体で受付可能:運転免許証、マイナンバーカード
- 補助書類が必要:健康保険証、日本国パスポート
- 外国籍の方:在留カード、特別永住者証明書
特にマイナンバーカードを利用すると、スマホのICチップ読み取りで瞬時に確認が終わるため非常にスムーズです。書類の有効期限が切れていないか、現在の住所と記載内容が一致しているかを必ず確認しておきましょう。
譲り受ける人名義のクレジットカードまたは銀行口座
名義変更が完了すると、それ以降の通信料金は「新しい契約者」の支払い手段から引き落とされます。そのため、新契約者名義の支払い情報が必須です。
「名義は子供に変えるが、支払いは親のカードのまま」といった設定は原則としてできません。
- クレジットカード/デビットカード:楽天カードのほか、主要な他社カードも利用可能
- 口座振替:多くの金融機関に対応。※毎月110円(税込)の手数料が発生
学生の方へ名義を変更する場合などは、あらかじめ本人名義の銀行口座を準備しておく必要があります。楽天カードを設定するとポイント還元率が上がるため、この機会にカードを作成しておくのも賢い選択です。
双方の「楽天会員ユーザーID」の確認
楽天モバイルの名義変更には、双方の楽天IDが必要です。新契約者がまだ楽天会員でない場合は、手続きを始める前に会員登録(無料)を済ませておきましょう。
- 譲渡人:現在楽天モバイルにログインしているID・パスワード
- 譲受人:新しく契約を紐付けるための楽天ID・メールアドレス
手続きの途中で新規登録を行うと時間がかかり、タイムアウトの原因になります。また、古いIDでパスワードが不明な場合などは、事前に再設定を済ませてログインできる状態にしておきましょう。
【スマホで完結】楽天モバイルの名義変更(契約譲渡)の手順・進め方
2026年現在の楽天モバイルでは、アプリ「my 楽天モバイル」を利用したデジタル完結型のフローが確立されています。双方がスマホを操作できる環境であれば、最短数十分で申請が完了します。
手順は大きく3ステップに分かれます。「譲る側」と「譲り受ける側」それぞれが行う操作を確認しましょう。
手順1:現契約者が「my 楽天モバイル」から譲渡申請を行う
まずは、現在契約している「譲る側」の人がmy楽天モバイルから申請を開始します。
ここで入力した相手のメールアドレス宛に、契約を引き継ぐための重要URLが送信されます。アドレスに間違いがあると手続きが進まないため、一文字ずつ正確に入力しましょう。
手順2:新契約者がメールのURLから申し込みを完了させる
譲渡人の申請後、譲り受ける人に「契約譲渡の受け入れに関するご案内」というメールが届きます。メール内URLに有効期限ありのため、届いたらすぐに操作を開始してください。
このステップで、通話定額などのオプションサービスを改めて選択できます。前の契約者の設定をそのまま引き継ぐか、自分に合ったプランに変更するかをこのタイミングで判断しましょう。
手順3:本人確認審査と切り替え完了の確認方法
新契約者の手続き完了後、楽天モバイルによる本人確認審査が始まります。eKYCを利用した場合は最短数分で審査完了し、結果がメールで届きます。
審査完了の通知が届いた時点で、名義変更は成立です。この瞬間から、my 楽天モバイルへのログインは「新契約者のID」で行うことになり、旧契約者の画面からはその回線情報が消滅します。
- 新契約者のmy 楽天モバイルに回線情報が表示されているか
- 旧契約者の管理画面から当該番号が消えているか
- 双方に「譲渡完了」のメールが届いているか
数日経っても連絡がない場合は、入力ミスなどで審査が止まっている可能性があるため、my 楽天モバイルの「申し込み履歴」を確認してください。
家族の名義に楽天モバイルを変更する際の注意点と注意すべきデメリット
名義変更は便利な手続きですが、「引き継がれないもの」も存在します。後から思わぬ請求が来たり、ポイントを損したりしないよう、以下の3点は必ず事前に確認してください。
特に費用面・ポイント面・年齢制限の3点で前もって把握しておくべき事項があります。
製品(スマホ本体)の分割払い残債は「旧契約者」に請求が続く
最も注意が必要なのは、スマホ端末の分割払い(ローン)です。回線の名義を家族に変えても、端末残債は旧契約者に請求継続されます。
つまり「回線料金は子供、端末代は親」という支払い状況になります。もし端末代も子供に支払わせたい場合は、一括清算するか、家族間で現金のやり取りをするなどの対応が必要です。
- 通信費:新契約者に請求
- 端末分割代金:旧契約者に継続して請求
- 買い替え超トクプログラム:旧契約者の契約として継続
特に「買い替え超トクプログラム」を利用している場合、プログラムの権利も旧契約者に残るため、将来の機種変更時に手続きが複雑になります。残債がある状態での名義変更は慎重に検討しましょう。
楽天ポイントやこれまでのキャンペーン特典は引き継げない
楽天ポイントや、契約時の「ポイント還元キャンペーン」の権利は楽天IDに紐付いています。ポイントは引き継げないため、旧契約者のIDには特典が残ったままとなります。
例えば、ポイント付与の条件を満たす前に名義変更をすると、その特典は失効してしまいます。また、旧契約者が持っているポイントを新契約者の支払いに充てることも不可能です。
- ポイントが付与されたのを確認してから名義変更する
- 旧契約者のポイントは、名義変更前に使い切る
- 紹介キャンペーン等の適用可否を事前に確認する
楽天IDは個人の信用情報に基づいているため、ポイントの統合や譲渡は規約で厳しく禁止されています。「名義変更=新しい契約のスタート」と捉えておくのが確実です。
18歳未満(未成年)への譲渡はWEBから手続きができない
2026年現在も、18歳未満の未成年者を新契約者とする名義変更には制限があります。オンライン譲渡で完結できないため、標準的な手順では対応できません。
未成年者の契約には「親権者の同意書」やフィルターサービスの加入が必須となるため、標準的なオンライン譲渡フローでは完結できません。高校生以下の子供に自分専用の名義を持たせたい場合は、郵送や特定のショップでの対面手続きが必要となり、手間や手数料が発生します。
- 18歳(成人)まで待つ:手数料無料でオンライン完結するため、最もおすすめ
- 利用者登録のみ行う:支払いは親のまま、利用者の名前だけ子供にする(手続きが簡単)
- どうしても今すぐ変更したい:カスタマーサポートへ連絡し、郵送書類を取り寄せる
無理に未成年名義へ変更するよりも、成人のタイミングを待ってオンラインで譲渡を行うのが、コストと手間の両面で最も合理的です。
楽天モバイルの名義変更後に必要なSIM・eSIMの設定と確認事項
手続きが完了しても、スマホの設定や割引プログラムの再設定など、いくつかのアフターフォローが必要です。最後まで気を抜かずに確認しましょう。
物理SIM・eSIM・家族割引それぞれに必要な対応が異なります。自分の利用形態を確認しておきましょう。
物理SIMカードは交換不要!そのまま利用可能
現在、物理的なSIMカードを差し込んで利用している場合、名義変更後もSIMカードは交換不要です。
システム上の契約者情報が書き換わるだけなので、現在のSIMカードをそのまま使い続けられます。新しいSIMが届くのを待つ必要がないため、通信が途切れる心配もありません。
物理的なカードのやり取りが発生しないため、離れて暮らす家族間でもスムーズに名義だけを切り替えることができます。
eSIM利用者は「プロファイルの再発行」が必要なケースに注意
eSIMを利用している場合は、名義変更のタイミングで一時的に通信ができなくなることがあります。eSIMプロファイルの再発行が必要なケースがあります。
eSIMは楽天IDと密接に紐付いているため、ログインIDが変わることで再設定が必要になるケースがあるからです。もしアンテナが立たなくなった場合は、新契約者のmy 楽天モバイルから「eSIMプロファイルの再発行」を行ってください。2026年現在、eSIMの再発行手数料も無料です。
この作業にはネット環境が必要です。Wi-Fiがない場所でプロファイルを削除してしまうと通信ができなくなるため、必ず安定したWi-Fi環境下で操作を行いましょう。
「最強家族プログラム(家族割引)」の再設定を忘れずに
最後に見落としがちなのが、家族割引の再設定です。名義変更(譲渡)を行うと、家族グループから脱退した扱いになります。
新名義になった後、改めて家族グループに招待し直す手続きを忘れないでください。これを怠ると、月々110円(税込)の割引が適用されず、通信費が高くなってしまいます。
- 新名義人のmy 楽天モバイルから招待メールを承認する
- グループ代表者が変わる場合は、グループを再構築する
- 翌月の請求明細で割引が適用されているか確認する
名義変更が完了したら、セットで家族割引の設定まで済ませてしまうのが、楽天モバイルを賢く使い続けるためのコツです。
また、楽天モバイルを家族で賢く活用するための最強家族プログラムの詳細は、下記の記事もご参照ください。
まとめ:楽天モバイルの名義変更は三親等以内なら手数料無料でオンライン完結
- 三親等以内の家族なら「my 楽天モバイル」で手数料無料のオンライン名義変更が可能
- 店舗での契約者変更(譲渡)は原則不可。改姓・誤字修正は店舗対応
- 事前準備として「新契約者の本人確認書類」「新名義のカード/口座」「双方の楽天ID」が必須
- 端末の分割払い残債・楽天ポイントは旧契約者のIDに残り、引き継ぎ不可
- 18歳未満への譲渡はオンライン手続き不可。「利用者登録」か成人を待つのが現実的
- eSIM利用者は名義変更後にプロファイル再発行が必要な場合あり(再発行無料)
- 名義変更後は「最強家族プログラム」の再招待を忘れずに
楽天モバイルの名義変更は、正しい手順と事前準備を整えれば、費用ゼロでスムーズに完了できます。ご自身の状況(端末残債の有無・未成年かどうか)を確認した上で、最適なタイミングで手続きを進めてください。
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