海外旅行や出張中、「日本にいる家族や会社に電話したいけれど、国際電話の料金が怖い」と感じていませんか?
結論からいうと、楽天モバイルの「Rakuten Link(楽天リンク)」アプリを使えば、海外から日本への通話は完全無料です。ただし、iPhoneユーザーには特有の注意点があり、設定を間違えると高額請求に繋がるリスクもゼロではありません。
本記事では、2026年2月時点の最新情報をベースに、追加料金なしで日本へ電話をかける条件や、iPhone・Androidでの仕様の違いをわかりやすく解説します。この記事を読めば、海外でも迷わず安心して通話ができるようになります。
【結論】Rakuten Linkなら海外から日本への通話は無料!料金の仕組み
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」契約者なら、海外滞在時でもRakuten Linkアプリを利用することで、日本への通話料を0円に抑えられます。
海外から日本の電話番号(固定・携帯)へは0円でかけ放題
海外に滞在中、現地のネットワークやWi-Fiに接続した状態で「Rakuten Link」アプリから日本の番号へ発信すれば、通話料は一律0円です。
- 無料対象: 日本の携帯電話番号、固定電話番号
- 条件: 発信時に「Rakuten Link」アプリを使用すること
多くのキャリアでは、海外からの発信に1分あたり数百円の国際ローミング費用がかかりますが、楽天モバイルならこのコストを完全にカットできます。ただし、スマホに最初から入っている「標準の電話アプリ」で発信してしまうと、通常の国際電話料金が課金されるため注意してください。
「国際電話」と「Rakuten Link」の決定的な料金差
通常の国際電話(国際ローミング)は、電話回線を利用するため非常に高額です。一方、Rakuten Linkはインターネット回線を利用する「VoIP通信」という仕組みのため、追加料金がかかりません。
各国から日本への発信料金比較(2026年2月時点の目安)| 発信方法 | 米国(本土)から日本へ | タイから日本へ | 英国から日本へ |
|---|---|---|---|
| 標準電話アプリ | 約140円/分 | 約180円/分 | 約200円/分 |
| Rakuten Linkアプリ | 0円 | 0円 | 0円 |
※2026年2月時点の一般的なローミング料金(目安)との比較。
このように、10分通話するだけで1,500円〜2,000円もの差が生まれます。Rakuten Linkはデータ通信量(ギガ)を消費しますが、楽天モバイルは海外でも月2GBまで無料でデータ通信が可能なため、通話だけで容量を使い切る心配はほぼありません。
楽天モバイルを海外で使う際の「無料」と「有料」の境界線
「どこへかけても無料」と誤解されがちですが、発信先によっては料金が発生します。高額請求を避けるために、以下の境界線を覚えておきましょう。
海外から「現地の番号」や「他国の番号」にかける場合は有料
海外から現地の番号(例:ハワイ旅行中に現地のレストラン)へかける場合や、滞在国以外の第三国へかける場合は、Rakuten Linkを使っても有料です。
- 日本(+81)宛て: 0円
- 現地・他国宛て: 国・地域別の従量課金
「Rakuten Linkを使えばすべてタダ」と思い込み、現地のガイドや宿泊先へ長電話をすると、帰国後に思わぬ請求が届くことになります。現地の番号へかける際は、LINEなどのチャットツールを活用するか、短時間で済ませる工夫が必要です。
月額980円の「国際通話かけ放題」が必要なケース
「海外から現地の番号へ頻繁にかける」という方には、月額980円の「国際通話かけ放題」オプションが有効です。
このオプションを契約すれば、対象となる65の国と地域への発信が、Rakuten Linkアプリ経由で定額(追加料金なし)になります。以下のケースに当てはまる方は検討してみましょう。
- 現地のレストランやホテルの予約を電話で行う
- 仕事で現地の取引先や海外支店とやり取りする
- 緊急時に備え、現地の警察や病院への連絡コストを抑えたい
連絡相手が日本の家族や友人のみであれば、このオプションを契約する必要はありません。
【重要】iPhone利用者は「着信」に注意!Androidとの違い
楽天モバイルを海外で使う際、最も気をつけるべきは「OSによる仕様の違い」です。特にiPhoneユーザーは、電話を「受ける」際にお金がかかるケースがあります。
Androidは着信もRakuten Linkで受けるため「常に無料」
Android端末の場合、海外にいても着信は「Rakuten Link」アプリに届きます。このため、世界中のどこで電話を受けても、着信料は一切かかりません。
相手が標準電話からかけてきても、こちらがLinkアプリで受ける形になるため、双方に国際料金の負担は発生しません。安心して電話に出ることができます。
iPhone(iOS)は「標準アプリ」で着信するため料金が発生
iPhoneユーザーは特に注意が必要です。iOSの仕様上、Rakuten Linkを利用していても、着信は必ずスマホ標準の「電話アプリ」に届きます。
標準アプリで着信を受けると、それは通常の国際ローミング扱いとなり、着信料が発生します。1分ごとに対象国別の「着信料」が課金されます。
- 知らない番号からの着信には出ず、一度切る
- 「Rakuten Link」アプリの履歴からかけ直す(発信は無料)
- 事前に「電話ではなくLINE通話にしてほしい」と伝えておく
iPhoneの場合、「かけるのは無料だが、受けるのは有料」というトリッキーな仕組みになっています。この点を知らないと、着信応答だけで数千円の請求が来る恐れがあります。
楽天リンクを海外で使うためのネット環境(Wi-Fi・ローミング)
Rakuten Linkはネット回線を利用するため、接続環境によってルールが異なります。
海外106の国・地域なら「2GB無料分」で通話可能
2026年2月現在、楽天モバイルは世界106の国・地域で、月2GBまで追加料金なしの海外データローミングを提供しています。
渡航先に到着後、スマホの設定から「データローミング」をオンにするだけで準備完了です。この2GBの範囲内であれば、Wi-Fiがない場所でもRakuten Linkで日本へ無料通話ができます。2GBを超えても低速通信(128kbps)で通話は維持できますが、音質が不安定になるため、1GB/500円でチャージするかWi-Fiを利用しましょう。
Wi-Fi接続時の利用と優先順位
モバイル通信が不安定な場所や、ローミング対象外の国でも、Wi-Fi環境があればRakuten Linkで無料通話が可能です。
メリット: ローミングデータ容量(2GB)を消費しない、通話が安定する
プロの裏技: iPhoneユーザーは「機内モード+Wi-Fi」にすることで、標準アプリへの着信(有料)を物理的に防ぎつつ、Linkアプリでの発信(無料)が可能です。
楽天モバイルが自分の利用スタイルに合っているか確認したい方は、スマホ料金診断をご活用ください。
無料でスマホ料金を診断する海外通話で失敗しないための「高額請求防止」チェックリスト
最後に、実操作でのミスを防ぐための重要ポイントを確認しましょう。
0570(ナビダイヤル)など無料対象外の番号
日本国内と同様、以下の番号はRakuten Linkの無料対象外、あるいは接続できません。
- 0570(ナビダイヤル): 有料、または接続不可
- 110番・119番: 現地の緊急通報には使えない
- 0120(フリーダイヤル): 海外からは繋がらないケースが多い
カード紛失時などの問い合わせは、0570ではなく、海外からでも繋がる「+81」で始まる固定電話番号を事前に控えておきましょう。
標準アプリでの誤発信を防ぐ設定
「Linkでかけているつもりが標準アプリだった」というミスが高額請求の原因として最も多いケースです。以下の対策を事前に準備しましょう。
アイコン配置の工夫: ホーム画面の押しやすい場所にRakuten Linkを置き、標準アプリはフォルダの奥に隠す。
発信画面の色を確認: ピンク色の画面以外からは絶対に発信しない。
履歴に注意: 標準アプリの着信履歴から直接折り返さない。必ず番号をコピーしてLinkアプリへ貼り付ける。
対象外の地域でのログイン条件
106の対象国・地域以外では、楽天モバイルのSMSを受信できないため、現地で一度ログアウトしてしまうと再ログイン(SMS認証)ができなくなります。
渡航前に必ず日本国内でアプリを最新の状態にアップデートし、ログインを済ませておきましょう。現地では絶対にログアウト操作を行わないことが、無料通話を維持する鉄則です。
まとめ
- Rakuten Linkアプリを使えば「最強プラン」契約者は海外から日本(固定・携帯)への通話が0円。
- 標準電話アプリで発信すると国際ローミング料金が発生するため、必ずRakuten Linkを使うこと。
- 海外から現地・他国への発信はRakuten Linkでも有料。月980円の「国際通話かけ放題」が便利。
- AndroidはどこでもLink着信で無料。iPhoneは標準アプリで着信するため着信料が発生する点に注意。
- 106の対象国では月2GBの無料ローミングでRakuten Link通話が可能。Wi-Fi経由でも利用できる。
- 渡航前にアプリを更新・ログインし、現地でのログアウトは絶対に避けること。